解体工事を依頼する際の、大まかな流れ
解体工事を依頼する際の、大まかな流れ
飲食店で食事をするときに、まだ入ったことのないお店に入るのが好きな人と、通いなれているお店に行くのが好きな人とがいますよね。新しいお店というのは入店してからの勝手がわからないので、つい躊躇してしまうものです。座席には勝手に座って良いのか、呼ばれるまで待つのか。注文は席で聞いてくれるのか、カウンターに告げに行くのか。料理は持ってきてくれるのか、その場で待っていて受け取るのか等々。通いなれている常連さんにとっては当たり前のことでも、初めての場合には何もわからず、困ってしまうことでしょう。
解体工事の依頼とは、この「初めての飲食店に入るときの緊張感」がついてまわることが多いかもしれません。何度も何度も解体工事の依頼をしたことがあるという方は少なく、多くの方は初めてのご依頼となることでしょう。よくわからない部分が多く、困ってしまうことがあるかもしれません。しかし、おおまかな流れがわかっていれば、その不安も少しは軽くなるというものです。そのため、解体工事を依頼する前に、簡単にその内容を知っておくのが良いかもしれません。あくまで一例ですが、その流れをご紹介したいと思います。
解体工事の依頼
まず初めに、解体工事を依頼するにあたって、業者に相談や問い合わせをします。これは電話かメールで受け付けている場合が多く、都合の良いほうで行います。受け付けている曜日や時間をチェックしておきましょう。この段階で、解体を依頼したいものや、その内容について話をします。
そしてその後、解体業者が現地入りをして、実際に解体するものや現場、その周辺を確認します。不安に思っている点などがあればその場で質問して解消しておくほうが良いので、可能な限り立ち合いをするのが良いでしょう。そして現地の確認が終われば、見積もりが作成されます。業者によって見積もりは多少違ってくるものですから、複数の業者に見積もりを発行してもらいましょう。しかし、安ければそれが優れている解体業者なのかというとそうとも限りません。実際に話してみての対応など、総合的に判断する必要があります。
というのも、解体工事はその性質から、騒音や振動が発生してしまうことがあります。当然周辺にお住まいの方にはご迷惑をおかけしてしまう可能性がありますので、事前にご挨拶をします。しかしそのときの態度が良くなければ、ご近所とのトラブルに発展してしまう恐れもあります。そういうことも考慮しつつ、信頼できる解体業者に依頼をしましょう。
業者が決まれば正式に書類を交わして、工事の開始となります。工事期間中は特に必要なこともなく、普段通りの生活を送ることになると思います。そして工事が終われば、立ち合いのもと現地を確認して、引き渡しののち終了となります。
解体工事の依頼が初めてという方でも、見積もりを複数の業者に出してもらうということ、これだけは忘れずに行いましょう。そして納得のうえで、依頼をするようにしましょう。