[NEWS]ビル解体工事の足場が倒壊

2018年7月23日解体工事ハウツー&用語集, 解体工事Q&A東京 解体工事, 解体工事, 東京

盛岡市中心部でビル解体工事の足場が倒壊

今月のはじめに解体工事の現場で事故が発生した。

常に危険と隣り合わせだからこそ、
慎重に丁寧な作業を心がけないといけない。

いつこういう大きい事故が起きるかもしれない、
という意識を持っておく事が重要だ。

解体工事事故の概要

1日午後7時ごろ、盛岡市中央通3丁目のビル解体工事現場で、解体工事の足場が倒壊した。
足場は道路4車線をふさぎ、全面通行止めになっている。
現場はマンションや商業ビルが立ち並ぶ盛岡市の中心部。
岩手県警によると、午後9時現在、けが人は確認されていないという。

盛岡地方気象台によると、同市では午後6時に19・8メートルの最大瞬間風速を観測した。

県警は強風で倒壊した可能性が高いとみて調べている。

風と解体工事

現場の作業中に大きな障害となるのが、
天候の問題だ。

上記のニュースのように、
春の嵐で風速が強い時は解体現場にもいつも以上に緊張感が生まれる。

強風や暴風といった自然災害が何よりも恐ろしいのは、
予想を超えてくるところがである。

経験を重ねた職人達のわざと、
冷静な判断が常に必要な世界がこの世界だ。

最後に

技術が進んだ近年は、ある程度の天候予測は、気象庁から確認する事が必須。
豪雨・強風が予想される場合は、必ず事前に危険防止の対策を施す。
そういう細かい事が重要だ。

例えば、雨風の強い日は足元が悪くなる。
作業員の転落事故なども起きやすい。
そのため、晴れの日に高い場所での作業を行う。
といったスケジュール管理も大事になってくる。

台風などの予想ができているときは、事前に災害に備えた対策を施しておきます。

また、万が一の場合に作業員の安全を守る事を考えて、現場の避難経路を確認する。
・天候がどこまで悪化したら作業を中止するかの作業基準。
・作業中止の指示を誰が出すのか。

こういった事を事前に決めておく事で、作業中に悪天候に見舞われた際にもスムーズに避難できるようにしておきます。