東京で解体業者はどのくらいいるのでしょうか。選ぶ規準も紹介していきます。

2021年6月28日解体一括見積もりサービス, 解体工事ハウツー&用語集, 解体工事Q&A, 解体工事面白コンテンツ, 解体業者向けコンテンツ

初めて解体工事を頼む際は、どこに業者を依頼していいのか分かりません。特に東京では多くの解体業者がいる分、さらにどこに頼めばいいのか悩むところでしょう。どういった基準で選べばいいのか、また、選ぶ際のポイントはあるのか、東京ならではの選び方はあるのかといったところを中心にお話していきます。ぜひ、東京で解体工事を検討している方は、こちらを参考に賢い解体工事の業者を選んでください。

解体工事は一生で何度も経験することは少ないでしょう。それだけに、解体工事を検討する際に、業者選びというのは重要なポイントとなります。全国にも多くの業者が存在する中で、東京にもたくさんの解体業者が存在します。しかも解体工事では、周辺にも騒音や危険が及ぶ可能性もあるため、なおさら業者選びは慎重にしなければいけません。ここでは業者選びのポイントを中心に、東京ならではの選び方なども紹介しながら、失敗しない解体業者選びの方法を教えていきます。

解体業者はどれくらいあるのか

東京で解体工事を頼む際に気になるのは、解体業者はいったい東京に何社いるのでしょうか。
こちらではどのくらいの業者が東京にいるのか紹介していきます。

東京の解体業者

日本の解体業者は全国のタウンページの解体工事では2021年6月現在で16,408社が登録されています。その中で、東京の
タウンページの解体工事では、997社が登録されています。東京では全国的にも業者数は多いため、その分業者選びも苦労しそうです。

東京都に登録している解体業者

東京都に会社がある解体業者は、約1,000社いました。しかし、東京の現場で解体業者を頼む場合は、東京に会社がある業者ばかりとは限りません。例えば東京都での解体工事業者一覧を見てみても、1,505社あり、千葉県、埼玉県、神奈川県をはじめ、群馬県、栃木県、山梨県など、東京都の近隣の町からの登録があります。つまり、東京で解体工事業者を探す場合は、広範囲のエリアの中で業者を選ぶことが可能ということです。

解体業者の選び方

数多くある解体業者ですが、具体的にどのように安心できる解体業者を見つけることができるでしょうか。解体業者の探し方について紹介していきます。

知り合いに頼む

工事を始める前の作業としては、作業を行なうために足場を組まなければなりません。そして工事現場の周囲に養生シートやパネルを設置するなど、現場の縁の下の力持ちとして解体工事の現場を支えているのが鳶工の仕事です。主に、足場の組み立てと解体、鉄骨の建て方、くい打ちの作業を専門で行なう、熟練の技術者と言えます。こちらは高所作業も多いのも特徴の一つ。解体工事を請け負う会社とは別に下請けとして携わる方も多い職種です。

ホームページを確認する

ホームページを確認するというのも1つです。もちろんホームページを持たない業者もいますが、ホームページを持っているところでは解体業として必要な許可を持っているかどうかの確認もできます。さらに代表やスタッフの紹介や施工事例なども掲載されていることも多くて安心です。とくに自社施工の実績が書いてあれば、工事の丸投げの心配もないため、どんな業者に仕事されるか分からないといった不安もなくなるでしょう。

東京建物解体協会の加入業者

東京では都市開発に取り組んでいる建設業の中で、解体専門業者として協力して騒音や振動、廃棄物の問題に取り組む団体として設立している協会もあります。例えば、一般社団法人東京建物解体協会です。設立から30年経ち、これまで解体工法や技術、安全管理などの改善に取り組んでいる団体だからこそ、信頼できる業者にも出会えやすいと言えます。どこに頼めばいいか分からないと言った場合は、こうした協会にまずは相談するのも一つの手段と言えます。

比較サイトを使用する

解体業者へ一括して見積もりができるサイトがあります。特に東京エリアでは、数多くの比較サイトがあります。比較サイトを使用するメリットは、無料で使用できることに加えて、複数の業者に見積もり依頼ができるため、ある程度の相場が分かるメリットがあります。比較サイトによっては匿名で見積もりをとってくれるところもあるので、複数社からの営業電話がかかってくることもありません。さらに比較サイトのでは実績と信頼のある業者のみを選定しているサイトもあるので安心して利用することができます。頼んでいる業者の見積もりが高いのか安いのか分からないと行った場合に、比較するために見積もりを取るのもいいでしょう。
ただし、現地調査をした場合に、見積もりが変わる場合もあるため、あくまでも比較サイトでの見積もりは目安であるということを忘れないでください。

解体業者選びのポイント

これまで解体業者の選び方を紹介してきましたが、その中でも最低限注意しなければいけない点があります。安心な業者を選ぶポイントをしっかりと理解したうえで、ぜひ契約をすすめてください。

許可番号を持っていること

解体工事を発注する際には、業者が許可番号を持っているかどうかをまずは確認してください。解体するには解体工事業登録または建設業の許可が必要のため、この登録、もしくは許可を持っていない業者であれば、発注するのはやめましょう。東京都の登録業者や、団体に所属しているところは許可されているところが登録されているため問題ありませんが、自分で業者を見つける場合は必ず許可番号を確認してください。大抵はホームページで確認できますが、分からない場合は電話で確認しておきましょう。その際に損害賠償責任の保険に入っているかどうかも確認しておくと、もし解体工事で事故が起きた場合でも対応が可能となってくるため安心です。

見積内容を確認すること

必ず見積もりは複数社からとることをおすすめします。見積もりでは、相場や単価、工事内容が確認できます。特に複数の見積もりをとることで、必ずしも見積もりの安い業者に頼むことで、最終的に工事が安くなるとは限らないということが理解できます。安すぎる見積もりには理由がある場合があるということです。見積もりによっては必要な項目が入ってないこともあり、工事後に追加費用を請求されることによって最終的に他の見積もりに比べて格段に高くなってしまうということもあるため、必ず見積もりにもれがないか確認し、追加費用の可能性があるものがないか先に確認しておいてください。

専門の解体業者であること

ハウスメーカーや建設会社でも解体工事を請け負っていることがあります。もちろん解体工事後に新築を建築する際は、一括して発注することができるというメリットがあります。ただし、その場合ハウスメーカーや建設会社は、下請けや孫請けの解体業者に仕事は丸投げして、経費だけは上乗せしている場合があるでしょう。その場合、デメリットとして費用が高くなるというだけではなく、どの様な解体業者が入るか分からないため、果たして安心して仕事が任せられるかという不安がでてきます。やはり、解体に関しては解体を専門とする業者に頼むのが一番でしょう。

まとめ

東京での解体業者の選び方について紹介してきました。地方に比べても東京には解体業者がひしめき合っています。多くの業者から選ぶということができる一方で、どこに頼んだらいいのか分からないという中で、今回は業者選びの最低限のポイントを紹介させていただきました。ぜひ、この記事を読んで安心できる業者に解体工事をまかせてください。