──この番組はどんな番組か?今はまさに、オリンピックに向けてたくさん建物が建てられています。

一方で、白いシートや塀に覆われて粛々と、

解体されている建物も数多く見ることがあると思います。

その中で何が行われているのかというところに注目しました。

実はあの中には世界に類を見ない日本独自の解体技術が隠されているんです。

 

──取材した中で注目すべき解体現場はどこですか?

 

佐賀県鳥栖市にある7階建てのビルの解体。

ここは、駅の目の前で交通量も多く、

裏側にはホテルが隣接しています。

どこにも重機が置けないんです。

条件としてはあまりよくありません。

これをどうするのかというと、

 

クレーンで屋上に解体用の重機を持っていく“階上解体”という技術で解体していくんです。

この作業は、日本で生まれ、日本で育まれた技法。